本日、大阪高裁第6民事部(水上敏裁判長)は、原告武田さんに関する控訴審において、1審の勝訴判決を取消し、武田さんの請求を棄却する不当判決を言い渡しました。
1審勝訴したにもかかわらず、認定されることなく控訴された武田さんの無念を晴らすことができずに悔しいですが、こんなことではへこたれません!
今後も、弁護団は、被爆者救済のためにたたかい続けます。

2015年10月29日
ノーモア・ヒバクシャ訴訟初の高裁判決についての声明
ノーモア・ヒバクシャ訴訟近畿原告団・全国原告団                                             
ノーモア・ヒバクシャ訴訟近畿弁護団・全国弁護団連絡会
ノーモア・ヒバクシャ訴訟支援近畿ネットワーク

本日、大阪高等裁判所第6民事部(水上敏裁判長)は、ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟判決において、原審における却下処分取消の判断を覆す不当判決を言い渡した。
本判決は、肝臓がんと被曝との関連性は認めたものの、事実認定において入市時期を1審原告武田武俊さんの記憶と異なり不当に遅く認定し、そのことによって被曝の影響を過小なものとした上、放射線起因性を認めなかったものである。
また、本判決は、「被曝によって・・・C型肝炎ウイルス感染からC型肝炎、肝硬変を経て肝臓がんに進展する可能性が高まったりするという科学的知見があるとはいえない。」と放射線起因性を否定した。この判断は、これまでの裁判例と異なる特異なものである。
本日の不当判決で、これまで連綿と築き上げられた原爆症訴訟の到達点が覆るものではなく、国が定めた原爆症認定基準が正当化されるものでもない。
私たちは、本日の不当判決に対して断固抗議するとともに、今後とも被爆者救済のために全力を尽くす決意である。
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2015.10.29 Thu l ニュース(原爆症裁判) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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