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次の文章は、3月20日の判決後の記者会見において、原告の武田武俊さんがお話された内容です。

ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟支援の皆さま、皆さまの支援なくして、今日の勝利はなかったと存じます。
心より感謝申し上げます。
これまでも、雨の日も風の日も、暑い日も寒い中でも、ご支援頂きました。
そして今日もです。
これからは、皆様方の一員として、私にも出来ることをやらせていただきたいと思っています。本当にありがとうございました。
弁護団におかれましては、長年にわたり弁護団長を始め、弁護団の先生方には的確なご判断のもとに、その都度ご指示を頂き勝利を掴むことが出来ました。
この度の勝利は、私共を強くリードして下さいました弁護団の勝利でもあります。
深く感謝するとともに、厚くお礼申し上げます。
 
一方、中立の立場を守りつつも、被爆者の現状を常に的確に報道されました、
特に、原爆症認定制度の見直し論については、各報道機関も進展しないと思う被爆者の立場も細やかに、連日報道されました。
報道で知り得た情報は、いつも心の支えとなりました。
この場をかりまして有り難くお礼を申し上げます。
私は後5日すると満83歳の誕生日を迎えます。
初めて法廷に立ち、意見陳述を申したときの言葉を思い出しています。
それは『どうぞ私の頭が正常であり、皆様方に感謝の言葉を申し上げる事が出来る内に』解決して下さいと言ったことです。(以上引用終わり)
 
武田さんは間もなく83歳。 
武田さんの願ったとおり、支援のみなさんに感謝の言葉を述べることが出来る状態で勝訴判決を受けることができました。
長崎で終戦の日の8月15日の夜遅く、道ノ尾駅から長崎市内に入市。
まわりはみんな知らない人ばかりの中、1人で入市され、証人もいないので立証には大変な苦労が伴いましたが、裁判所は武田さんの想いを正面から受け止めてくれました。
その武田さんも肝臓がんが再発、息子さんに車椅子を押してもらって判決を受けました。
もう、これ以上、武田さん被爆者を苦しめないでほしい。
弁護団は、厚生労働大臣に対して、「控訴をするな」の要請をしています。
どうか、皆さんも、控訴するなFAX行動にご協力下さい。

以下は、要請文です。

去る3月20日、大阪地方裁判所第7民事部(田中健治裁判長)は、未認定原告4名の原爆症認定申請却下処分を取り消す全員勝訴判決を言い渡しました。
原告は1人が狭心症、3人が骨髄異形成症候群を含む悪性腫瘍を申請疾病としています。そして、2人については、国の主張を排斥して原告の主張に従って入市の事実を認定しました。
また、勝訴した4人中2人の原告は、2013年12月16日に再改定された新しい審査の方針の積極認定に関する被爆距離ないし入市時間の基準に該当しない原告です。
つまり、今回の判決は、厚労省の上記再改定が極めて不十分であることを示したことになります。
厚労省は、新しい審査の方針を策定し、かつ2009年8月6日の「原爆症集団訴訟の終結に関する基本方針に係る確認書」を締結したにもかかわらず、自らの策定した「新しい審査の方針」の運用を狭め、原爆症認定行政を後退させました。
このような姿勢は昨年12月16日の基準再改定によっても、まったく変わることはありませんでした。
不当に認定申請を却下された被爆者らは、こうした状況を打破するために、本件訴訟をはじめ、全国7地裁で100人以上が「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」として裁判を起こしています。
今回の判決は、この国の後退する原爆症認定行政を痛烈に批判し、かつ司法と行政の乖離がいまだ埋められていないことを明確に示す内容となっています。
この判決を控訴することなく確定させることは、全国の被爆者がたたかっているノーモア・ヒバクシャ訴訟にとって極めて大きな力になります。
厚労大臣は、控訴を断念し、重い病気で苦しんでいる原告に対する早期救済をはかり、原爆被害に対する償いをはかるべきです。加えて、国は、これまでの多くの判決の趣旨に沿った認定基準の改定や認定制度の抜本的な改善を行い、司法判断と行政認定の乖離を直ちに埋める必要があります。
そして、国が20万余の被爆者が生きているうちに、原爆被害に対する償いを果たすことこそが、核兵器をなくすという人類の取るべき道を進めることになります。
原告らの平均年齢は77歳を超えています。被爆当時生後7か月だった原告も、69歳になります。長い原告では申請からすでに6年も経過しています。
原告に残された時間は限られています。
そこで、みなさまにお願いです。
厚生労働大臣に対して、今回の判決に控訴することなく、判決を確定させることを求める要請文(別紙)を送って下さい。
控訴期限は、4月4日(金)です。
よろしくお願いいたします。                     
要請書はこちらから。
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2014.03.26 Wed l ニュース(原爆症裁判) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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