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(写真は、2013年8月2日の大阪地裁判決後の判決報告集会であいさつする藤原精吾弁護団長)

        2013年8月6日
広島県立体育館グリーンアリーナ
世界大会広島・ヒロシマデー
ノーモアヒバクシャ訴訟大阪地裁判決についての報告と訴え

私は、ノーモアヒバクシャ訴訟全国弁護団と近畿弁護団団長の弁護士の藤原精吾(ふじわらせいご)です。
8月2日,大阪地方裁判所は、ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟の未認定原告8人全員について却下処分を取り消し、原爆症と認定することを命ずる判決を言い渡しました。
原告は、認定申請から平均2年以上も待たされた後、申請却下処分を受け、判決で認められるまで5年から7年もかかっています。

被爆から68年経った今でも、被爆者には放射線による病気が出続けているため、被爆者はたたかわなければなりません。4年前の今日、ここ広島で総理大臣が被爆者の代表と「原爆症集団訴訟の終結に関する基本方針に係る確認書」を結びました。「今後、訴訟で争う必要のないように」早期に認定制度を抜本改定し、すべての被爆者の救済を図る、と約束したことを政府は守るべきです。

今回の判決は,いまの認定行政が、被爆線量を絶対視し続けていることを批判し、誤りとしました。内部被曝、残留放射線被曝を認定に考慮すべきであり、とりわけ心筋梗塞、甲状腺機能低下症については、放射線被曝との関連性を一般的に肯定できるからだと指摘しました。

みなさん、この判決は、私たちに次のことを教えています。

(1) 核兵器の製造・保有・使用は人道に反し、許されません。原爆投下から68年経った今もなお、放射線による被害を人間に与え続けるからです。
(2) 低線量被爆、内部被爆が人体に無害でない以上、原子力発電所の稼働と存続は直ちに止めるべきです

最後に、80才を超えるノーモアヒバクシャ訴訟原告・被爆者の声を聞いて下さい。
(1) 政府は大阪地裁判決に従い、控訴すべきではありません。今朝の被爆者代表との会見で、安倍総理は、控訴断念を口にしなかったそうです。
(2)  大きな前進を勝ち取った原爆症認定集団訴訟の歩みはこのDVD「おりづる」の入っています。しかし今も全国100人をこえる被爆者が訴訟を闘っています。被爆者手帳所持者はまだ20万人います。
「裁判をしなくて済むように」、原爆症認定制度を抜本的に改めさせましょう。

 被爆者の味わった生き地獄、これを私たちが見つめることが核兵器を地上からなくす原点になると確信しています。
以上
控訴するな要請FAXはこちらからダウンロードできます。
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2013.08.08 Thu l ニュース(原爆症裁判) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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