2013年4月18日(木)衆議院第1議員会館で開催された「原爆症認定制度の抜本改正を求める院内集会」には、全国から被爆者110名、弁護団25名、支援者20名をはじめ、多くの国会議員、秘書の方々が参加しました。近畿弁護団からも、藤原精吾弁護団長、諸富健、愛須勝也の3人が参加しました。

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日本被団協を代表してあいさつする谷口稜曄(すみてる)代表委員。
ちょうど10年前に、原爆症認定訴訟を提訴した年の長崎での弁護団合宿で、原告らの被爆場所を案内していただいた。

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同じく被団協代表委員の岩佐幹三(みきそう)さん。
千葉訴訟の原告でもあります。

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「要請文」を読み上げる田中煕巳被団協事務局長。

要請文の内容は、次のとおり。
2013年4月 日
   日本原水爆被害者団体協議会
原爆症認定集団訴訟全国原告団
原爆症認定集団訴訟弁護団全国連絡会
原爆症認定制度の抜本改正を求める要請書
原爆被爆者対策に関し日頃からご尽力いただき感謝しております。
ご承知の通り2003年以来争われてきた原爆症認定集団訴訟は、被爆者勝訴、国敗訴の判決が相次ぎ、この結果2度にわたって原爆症認定基準が改定されました。この結果、病に苦しんでいた被爆者約8000人が新たに原爆症と認定されました。これで認定被爆者数は10000人となりました。
2009年8月麻生太郎総理大臣・自民党総裁(当時)と日本被団協代表との間で「原爆症認定集団訴訟の終結に関する基本方針に係る確認書」が交わされ、訴訟は取り下げとなり、原爆症認定集団訴訟は終結することになりました。
私たちはこの間の先生方のご尽力に厚く感謝するものです。
「確認書」は、厚生労働大臣と被団協・原告団・弁護団との定期協議の場を通じて解決を図ることになっています。2010年1月に開かれた第1回の定期協議で被団協側の要求に対し、大臣は「皆様が認定が緩和された、認定が変わったという実感を持つためには法律の改正が必要である」と答弁しました。2010年8月6日菅総理大臣(当時)は、原爆症認定制度の見直しを進めることを表明し、「原爆症認定制度のあり方に関する検討会」が設けられました。検討会は2010年12月9日に発足し、以来20回の検討会が開催され、今夏にも結論が出されようとしています。
今回の検討会は、国の原爆症認定行政に対する厳しい司法判断が連続して下されたことを契機として、認定制度をより充実する方向で改正することが目的です。そして「確認書」がいう、「今後訴訟の場で争う必要のないよう」な制度を策定することにあります。しかし、検討会の審議状況を見ると、現状からの後退も危惧されています。
厚生労働省が、司法と行政の乖離を埋めようとしないために、100名もの被爆者が新たに訴訟を提起せざるを得ない状況が生じています。
私どもは、一日も早い原爆被害の実態に沿った原爆症認定の在り方を実現するために、以下の項目について要請いたします。
1.司法と行政の乖離をなくすために日本被団協の「原爆症認定制度の在り方に関
 する提言」に沿った制度の改正実現にご尽力ください。
2.原爆症認定基準を被爆の実態に沿ったものに根本的に改定するようご尽力ください。
3.厚生労働大臣との定期協議が実のあるものとなるようにお力添えください。


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社民党の福島瑞穂衆議院議員。


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公明党の谷合正明参議院議員。
与党PTの中心メンバー。
「見直しをしてきた与党PTのメンバーとして、この夏までに作っていきたい」と決意。

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民主党の前田武志参議院議員。
「自公政権はすごい支持率なので、それを背景に野党としても実現したい。」

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生活の党の佐藤公治参議院議員。
広島県選出の議員さん。

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河村前官房長官とともに、与党PTの中心となった寺田稔衆議院議員。
国会に戻ってこられて、大変こころ強い。
「厚労大臣も与党PTで中心的に活動してきた議員。国会の場で、今の役所を糾弾してもらって実現を」と決意。

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日本共産党の髙橋千鶴子衆議院議員。
「司法と行政の乖離、その矛盾が現れている。厚労省の関係では、国と基本合意を結んで約束をしているのに守られていない。ハンセン病、C型肝炎、トンネルじん肺。裁量を許さない法改正が求められている。超党派の協力で解決できるように努力したい」と決意。
共産党からは、田村智子、井上哲士議員も参加されています。

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日本未来の党の阿部知子衆議院議員。
小児科のお医者様でもあります。

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自民党の平口洋衆議院議員。
寺田議員とともに広島選出。

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会場から発言する愛知の樽井直樹弁護士。
その隣は、大阪支援の会の岩田幸雄さん(大阪原水協理事長)。
手前は、近畿弁護団の諸富健弁護士。

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集団訴訟終結後も、国が約束を守らないために、全国で個別提訴が続き、すでに全国で100人以上が提訴している状況にあることを訴える近畿弁護団の藤原精吾弁護団長。

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院内集会の終了後に同じ場所で引き続いて行われた厚労省交渉。
厚労省の職員の皆々様に、わざわざ、議員会館までおいで頂きました。
感謝、感謝。

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しかし、会場からは、原爆症認定制度の見直し検討会で、「並行して専門家の意見を聞いたらどうか」という間抜けな発言をする委員について、「厚労省としてきちんと指導したらどうか」と厳しい意見。
それに対して、担当者は、「個人的には不適切な発言だと思う」と言わざるをえず、下を向く厚労省職員の面々。
十数回も検討会を重ねておきながら、何のために自分が「見直し検討会」の委員になっているのか、分かっていないという信じられないアホさ加減に唖然とする。
それが立派な肩書き持った専門家なのだから。
その発言をさせているのが、厚労省のお役人ではないのか。

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2013.04.22 Mon l ニュース(原爆症裁判) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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