上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
一次訴訟一審判決②

1 2006年5月12日,全国の原爆症認定集団訴訟のトップをきって大阪地裁で判決が言い渡され,翌日の新聞は各紙1面トップで,9名の原告全員勝訴を伝えました。この判決の旗出しは,よく見ると,「全面勝訴」,「国の認定制度」「を批判」と3分割されるという異例の配置になっています。
 「を批判」の旗を持っていたのが私なのですが,以下はその顛末です。
2 その1 
 実は,最初,1人の原告でも勝てば「勝訴」ということで決まっていました。
 ところが,判決直前,旗出し担当の中森弁護士(以下,呼び捨て)が,「何を今更と言われそうですが」と断って,「勝訴という旗は持てない」と言いだしたのです(ほんとに,何を今さら)。中森は,広島の入市被爆者で,「椎骨脳底動脈循環不全」という平たく言えば「めまい」(もちろん,単なるめまいではなく,放射線の影響による「慢性原爆症」)という疾病名という原告と,長崎の遠距離被爆で放射線被害の特徴である急性症状もほとんど記憶にないという原告の担当でした。自分の担当する原告が負けたことを考えると,「勝訴」という旗は持てないというのです。1人でも却下処分が取り消されれば,認定行政の誤りが認められたことになり,「勝訴」であることは明らかですが,中森の言うことはもっともでした。そこで,判決前日の会議で,①「完全勝訴」(全員の取消+国賠認容),②「全員勝訴」,③「8人勝訴」,④「7人勝訴」,⑤「6人勝訴」,⑥「1部勝訴」(1~5人勝訴),⑦「不当判決」の7つのパターンが決まり,サブタイトルとして,「国の認定制度を批判」という旗を掲げることになりました。その時点で旗はまだ作成の着手にも至っていませんでした。また,メインの旗を持つのは,京都の稲垣弁護士に決まり,中森は「国の~」を持つことになりました。
3 その2
 判決は,午後2時からの言渡しでしたが,その前に判決前集会を開催しました。ところが,予定の時間を過ぎても,旗が届きません。旗は,藤原団長の知り合いの方に前日の夜遅くになって依頼をしたのですが,午前中には作成を完了し,すでに裁判所に向かっているということ。しかし,いつまでたっても到着しません。有馬弁護士が急きょ模造紙を買ってきて,急ごしらえの旗を作成する段取りまで整えていました。結局,裁判所へ入ろうというまさにそのときに旗が届いたのです。ああ,よかった~。
4 その3
 ところが,これで終わりませんでした。法廷の中で,旗を出して確認したところ,「国の~」の旗がまっすぐ垂れないし,中森の身長に比べて長すぎることが判明。急きょ,「国の認定制度」と「を批判」の2つに切ることになり,「を批判」を持つ役が足りなくなりました。そこで,中森の隣に座っていた私が「を批判」を持つことになったのです。
5 完全勝利の旗だしを
 5月15日には,大阪高等裁判所で近畿の第2陣の判決が予定されています。
 残念ながら1審では1名について請求棄却されていますから,逆転勝訴し,「完全勝利」の旗を出したいものです。「懲りない認定行政に鉄槌!」の旗とともに。

あいすかつや
スポンサーサイト
2009.04.05 Sun l 徒然なる思い l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://fujiwaradannchou.blog50.fc2.com/tb.php/25-acfd8c51
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。