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ようやく春らしくなり,
街のあちこちで桜の花が美しく咲き乱れています。
昨年の桜の季節,私は大きな喜びと大きな哀しみを経験しました。
大きな喜びは息子の誕生で,大きな哀しみは原告Tさんとのお別れです。
Tさんは,私がこの訴訟ではじめて担当した原告さんでした。
Tさんは,夏休み,たまたま家族に会いに出かけた広島で被爆しました。
家族のほとんどを原爆で失い,その後も病を抱えながら働きづめで生きてきました。
「ほんまにつらいことを経験したら,人間は何も感じへんようになる。」とTさんはよく言っていました。
その言葉の裏には,原爆で幼い弟を死なせてしまったことに対する自責の念があふれていました。
Tさんは,苦しい生活を送りながら,いつも,「私はまだましな方や。もっと困ってる人がいっぱいいるねん。厚労省はみんな平等に世話して欲しいねん。」と
繰り返していました。
1人でも多くの原告が訴訟に参加することで,厚労省が態度を改め,認定される被爆者が増えることが,Tさんの願いだったのです。
厚生労働省からTさんへの認定通知が届いたのは,Tさんが亡くなってからしばらくしてのことでした。また,厚労省は未だに認定行政の誤りを正そうとしません。
Tさんの慎ましい願いが叶えられる日が来るまで,(きっと)あともう少し。
どうぞ皆さんのお力をお貸し下さい。

はまもとゆかり
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2009.04.03 Fri l 徒然なる思い l コメント (0) トラックバック (0) l top

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