原告側請求の証人尋問却下 原爆症認定訴訟で広島高裁岡山支部

広島市で被爆し、がんを発症したのに原爆症認定申請を却下されたとして、倉敷市の川中優子さん(67)が、国に却下処分の取り消しと300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審第3回口頭弁論で、広島高裁岡山支部は13日、原告代理人が請求していた証人尋問の申請を却下した。
 がんが放射線被ばくによるものと立証しようとした弁護側の請求が退けられ、判決にも影響を与えそうだ。
 原告代理人は、6月の第2回口頭弁論で、放射線物理学の専門家と、被爆者医療に携わる医師の証人尋問を申請。しかし、片野悟好裁判長は「今まで提出された証拠で十分であり、直接聞くまでのことはない」と述べ、請求を却下した。
 原告代理人は「裁判は口頭主義が基本であり、証人の話に耳を傾けないのは裁判所の怠慢。今後の対応は検討したい」と述べた。


高裁裁判官は、書面を読めば理解できると言いますが、果たしてそうでしょうか。
何よりも、国の代理人が沢田先生の意見書に対する反論意見書の提出まで「3ヶ月」要すると言ったのですから、それだけ重要な意見で、書面読んだだけで理解できないと思うのですが。


それは措いても、「この3ヶ月要する」というのはふざけています。
そもそも、沢田先生は、爆心地から12km以内に被曝距離の拡大を求める「被爆体験者」の被爆者健康管理手帳の交付を求めた長崎地裁における裁判で、意見書を提出しています。今回、提出した沢田意見書もこれをベースにしたものです。
ところで、国は、昨年12月に、これに反対する20名もの学者の連名の意見書を提出しています。
そのメンバーは、
広島大学 原爆放射線医科学研究所  客員教授 鈴木元
放射線医学総合研究所 緊急被ばく医療センター センター長 明石真言
大分県立看護科学大学 教授 ICRP委員  甲斐倫明
大分県立看護科学大学長 元東京大学大学院 助教授 草間朋子
(わざわざ肩書きに「元東京大学大学院 助教授」を加えるのは笑えますが。それもわざわざ「助教授」の肩書きを。象徴的ですね)
前原子放射線の影響に関する国際科学委員会(UNSCESR)日本代表 放医研前理事長  佐々木安人
元放射線影響学会会長 京都大学名誉教授 丹羽太貫
等々

原発事故でもよく聞く政府見解代弁者のような学者の皆さんがずらっと並んでます。
そもそも、国が反対意見書を提出すると言ったのは、前回6月14日の期日において。
3ヶ月たった現時点でもまだ、3ヶ月必要だというのですから。
いい加減にしたらと思うのですが。

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2011.09.14 Wed l ニュース(原爆症裁判) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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