涙の記者会見から久々復活の小佐古先生です。
原爆症認定集団近畿訴訟で、大阪地裁において、被告国側のエースとして登場した小佐古先生。
国指定代人の主尋問には立て板に水の如く答えていました。
でも、弁護団長のしつこいくらいの反対尋問に我慢出来なくなったのか、何度も証言台に置いたペットボトルに口を付けておられた姿が痛ましかったです。思わず、「もう止めてあげて」と心の中で叫んでしまいました(そもそも、受持ちの尋問時間を大幅に超過してましたし)。
東京から応援に駆けつけた東京弁護団の弁護士も、真顔で「えぐいな」と言っていました。
その後も、原告代理人が入れ替わり立ち替わり、しつこいくらいに細切れに反対尋問をしました。
だって、東京大学大学院の助教授の肩書きで、天下のNHKの「ようこそ先輩」番組にも出演された著名な先生で、居並ぶ大御所を差し置いて原爆症認定訴訟の「国側のエース」証人として登場した先生。弁護団も「チーム小佐古」なんてしゃれた名前の特別チームを作って反対尋問対策を練ったんですから。
小佐古先生、そりゃ嫌だったと思います。いくら一生懸命説明しようと頑張っても聞く耳持たずの姿勢で、「聞いたことだけ答えて下さい」とたたみかける若造弁護士の失礼な態度。小佐古先生、結局「知りません」のオンパレード。あれじゃ、裁判所も小佐古先生に対する偏見をもってしまいますよ。「なんていい加減な学者」って。「まさに絵に描いたような御用学者」って。ほんとはもっと絵に描いたような「御用学者」もたくさんいるのに。
小佐古先生、あの証人尋問で、もう表に出てくることはないんだろうなって思っていました。
だって、小佐古先生のご専門のことなてこれぽっちも分かっていないど素人から、先生に対する尊敬の念なんてこれぽっちもない失礼な反対尋問を畳みかけられたんですから。本当に見ていて気の毒でした。でも、あの尋問のおかげかどうか知らないのですが、教授にご昇進されたそうです。よかったですね。
ところで、東電福島第一原発事故の後、内閣特別参与に就任されたとの報を聞き、「ああ、懲りてなかったんだ」と思うと同時に、お元気で何よりと思ったものです。
その後、あれれ、学校の被曝に関して政府が20ミリシーベルトという基準を示したのに抗議して涙の記者会見。少なくない国民が、「御用学者ばかりだと思っていたのに、こんな気概のある学者がいたんだ」と思い、さどかし先生も名誉挽回されたと思います。
その小佐古先生が、この度、「子どもは5ミリシーベルトに」という提言をされたとのこと(大手新聞が軒並み無視したのは、小佐古先生が政府の方針に反旗を翻したことに対する報復ですかね)。
どうして5ミリシーベルトかは、皆目、分からないのですが、今後、心を入れ替えた小佐古先生にお聞き出来る機会があれば是非聞いてみたいなと思います。
でも、小佐古先生、二度と大阪地裁には来られないでしょうね。いくら小佐古先生が心を入れ替えても、あの屈辱は忘れられるものではないですもの・・・。

子どもは年5ミリシーベルトに 小佐古東大教授が提案

福島第1原発事故による子どもの被ばくに関する政府対応を批判し、内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘東大教授が20日、小中学校などの被ばく線量の基準は年間5ミリシーベルトを目安にするべきだとする案を発表した。
 衆院文部科学委員長の田中真紀子氏が小佐古氏を招いて開いた勉強会後に記者会見して明らかにした。田中氏は、小佐古氏を委員会に参考人招致して意見を聴く方針。
 文部科学省は、福島県の小中学校などで年間被ばく線量換算で20ミリシーベルトを超えないように、毎時3・8マイクロシーベルトと屋外活動制限の基準を設定。ほかに年1ミリシーベルト以下の目標値も示している。

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2011.07.21 Thu l ニュース(原爆症裁判) l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

5ミリシーベルトの根拠
どうやら労災基準から来ているようです。
1976年の厚労省の基発810号で,当時の広島・長崎被爆者の白血病のデータをもとに年間0.5レム(5ミリシーベルト)以上で増加することを前提にしているそうです。ICRPも,放射線作業従事者の線量限度を5ミリーベルトと勧告しているとのこと。
結局は、小佐古先生、心入れ替えた訳ではないんですね。だったらあの涙はなんだったんですかね。
2011.07.23 Sat l そりゃま. URL l 編集

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