まずは痛快なやりとりを。

水俣病:民主・松野議員、行政を批判--参院決算委 /熊本(毎日新聞6月30日)
 29日の参院決算委員会で、松野信夫議員(民主)が麻生太郎首相を相手に「間違った認定基準で患者を切り捨てている」と国の水俣病行政を批判する一幕があった。
 松野議員は国の水俣病研究を「官僚が御用学者を使って自分たちの都合のいい結論を導くために使っている」「(専門家の報告書の中には)中学生の修学旅行の日記みたいなことしか書いていない」とこき下ろした。
 麻生首相は答弁で「(研究は)国の認定基準や補償の根拠として救済に貢献した」と反論したが、松野議員は「実態は逆だ。国が間違った基準をつくり、患者はばっさばっさと切り捨てられる」と批判。国の「18連敗」が続いている原爆症認定訴訟を引き合いに「切り捨て行政が裁判で負ける。民間企業ならクビだ」と締めくくった。


 「専門家」が被害自体を否定しようとする点。
 官僚が「専門家」にお願いをして勝手な認定基準を作らせて被害者を切り捨てる点。
 そして「専門家」も認定基準も司法によって否定された点。
 原爆症と水俣病で全く同じです。
 なんとワンパターンな。

 与党と民主党の間で政治解決のための法案が議論されているようですが、被害者がきちんと納得できるように、慎重に議論したうえで進めて欲しいところです。

水俣病救済法案 駆け込み決着は禍根残す(西日本新聞社説6月27日:抄録)
 水俣病被害者の多くには「チッソ分社化」は加害企業の救済にしか映るまい。「地域指定解除」は水俣病問題の幕引きとしか思えまい。救済法案をめぐる協議で欠かしてはならない視点である。《中略》
 眼前の「混乱」をとりあえず収束させようとする、その場しのぎの駆け込み救済策では到底、水俣病問題の最終解決にはなり得ない。かえって混乱と亀裂が深まり、禍根を残すことになる。


 水俣病特措法 幕引きの立法はやめよ(毎日新聞社説6月29日)

(下の写真は5月28日に東京高裁判決の祝勝会に駆けつけていただいた松野さん《中央》)
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2009.06.30 Tue l ニュース(一般) l コメント (8) トラックバック (0) l top

コメント

御用学者
そういえば、原爆症裁判で国側証人に立った小佐古敏荘さん。
厚労省から科研費(300万)をもらって内部被曝の研究報告を作っていましたね。
その内容たるや、本文の大部分をインターネットの辞書から流用し、他の学者が作ったスライドをそのまま資料に添付しまくっていました。
全く無内容。中学生の修学旅行の日記という表現はまさに当てはまる(中学生に失礼か・・)。
近畿訴訟では、国側は小佐古さんのこの報告書を結局証拠として提出しませんでした。
さすがの国も、使えないと判断したのでしょうね。
2009.06.30 Tue l あらま. URL l 編集
分科会委員の名簿を見ると、
広島や長崎の原爆病院の内科・外科部長、医師会長、大学の教授(しかも被爆者もいるようです)などの医学者がいるようです。
こいつらは地元出身なのに、御用学者なんですね。
どうしてでしょうか。理解に苦しみます。

さらに、切り捨てのための研究ばかりしています。
被爆者のためになるように、ある意味恣意的にでも、
あまり厳密に科学的でなくてもいいから、
論文を書けばいいのに。

確かに松野先生に言うとおり、
今の分科会委員をくびにして、
被爆者を支援している、共産党の政治家や弁護士、民医連系の医師で分科会をつくれば、
被爆者全員認定が可能になると思います。

これからも頑張っていきましょう。
2009.07.01 Wed l たるぼきん. URL l 編集
医療分科会
たるぼきんさん
コメントありがとうございます。
分科会委員の全部が悪いとは思っていません。
委員に被爆者の方がおられるとは知りませんでした。どなたですか?
「被爆者全員認定」という点ですが、原告団も弁護団もそこまでは言っていませんので。
2009.07.01 Wed l あらま. URL l 編集
No title
>委員に被爆者の方がおられるとは知りませんでした。
すみません、以前新聞で見たような気がしたのもので。。

>「被爆者全員認定」という点ですが、
>原告団も弁護団もそこまでは言っていませんので。
こちらも勘違いしていました。
原告団と弁護団は原告の全員認定を求めているのですね。

実は身内にぎりぎり被爆者がいるもので。。
原爆症認定はあきらめていたのですが、
やっぱり病気がちだし、生活費も苦しいので、
なんとか認定されないものかなと思っています。
それで、被爆者全員認定を求めているのかなと
思いこんでしまったのです。

とりあえずは、原告の全員認定を求めていきながら、
徐々に訴訟を拡大して、
ゆくゆくは被爆者全員認定を求めていくという方向性なのでしょうか。
それとも、
(原告団にはぎりぎりの被爆者はいらっしゃられないのでしょうか)
原告団に入れるくらいの方の全員認定を目指すと言うことなのでしょうか。

身内なのですが、場合によっては原告団に加えていただけないものかと思っています。
70までは割と元気だったのですが、最近病気がちで。
原爆以外には病気になる理由も見あたりませんし。
2009.07.02 Thu l たるぼきん. URL l 編集
No title
たるぼきんさんへ
ご身内の方が認定申請をご検討されているのであれば、被団協か弁護団にご相談されてみてはいかがでしょう。ブログでのやりとりでは限界がありますので。
2009.07.02 Thu l あらま. URL l 編集
No title
ただ、彼が言うにはぎりぎり手帳をもらえただけだから、
あきらめなきゃだめかなぁなんて言うのです。
実際あんまりこれまでは病気をしなくても済んでますし。

ただ、同時期に爆心地付近に入られたお友達が言うには
おそらくこれからは全員認定になるから
申請した方が良いとのことです。
近所のかかりつけ医に相談したようですが、
申請時に、被爆後に吐いたとか、髪が抜けたとかを強調すれば、
あまり記憶が無くても認定してもらえるかもしれないとのことです。

月に数十万円もらえるようになるのなら
是非認定していただきたいのです。

また、普通に申請しても待たされた挙げ句、却下されてしまう場合も、
訴訟を起こせば、すぐに認定してもらえることがあると聞きました。
それって本当なんですかね。
やっぱり弁護士の力というのは強いのですね。
2009.07.05 Sun l たるぼきん. URL l 編集
No title
いずれにんていされる場合であれば訴訟をすることで認定が早まるということも考えられますが、厚労省が却下すべきと考えている事案については訴訟をしたとしても認定されるということは考えにくいですね。今の厚労省の対応からすれば。
2009.07.06 Mon l あらま. URL l 編集
この頃は
あらまさんも、「たるぼきん」にまともに相手をされていたのですね・・・。
2009.10.22 Thu l おおが@さっぽろ. URL l 編集

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